だから、一つ一つを順番どおり適切な処理をしないとシミが固着してしまうことがあるのです。ご家庭での熱・水の応急措置は十分にご注意していただき、シミがついてしまったら早めのクリーニングをお奨めします。
 
衣類の表面は毛の残骸が残っているため目立たなく、なかなか気づきません。日々のクリーニングによって毛が抜け落ちて初めて気づくケースが多いのです。一度ご家庭のセーターなどで軽く引っ張ってよくみてください。虫は湿気と汚れが大好物です、防虫剤で十分に注意しましょう。
 
この毎日使う洗剤の洗浄力ですが、一般的に水の量に対して0.2%〜0.3%の濃度が最も高いとされています。また水の温度も洗浄力と密接な関係があるため、同じ洗剤を使用しても高温の方が洗浄力は高いのですが、染料をいっしょに剥ぐことがあります。ですから、洗剤は素材や染色などを考えて選び、その洗剤や素材に適切な温度で使用することが賢明です。
 
はじめは繊維の逆方向の向きに逆毛を立てるようにブラッシングし、最後は毛並みを揃えるように繊維の向きにあわせて再度ブラッシングをして下さい。シルクのお手入れは、スポンジ付きのハンガーにかけ温もりや湿気をとり埃は柔らかい布で払い落として下さい。また獣毛繊維などはその素材にあわせたお手入れが必要でモヘア・カシミヤ・アンゴラは繊維が弱いのでソフトな洗浄と低い温度での乾燥でお手入れしましょう。

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